入院までの流れ

出産時の入院の3つのタイミング

1陣痛が始まった時

陣痛は10分に1回の痛みを伴わない規則的な子宮の収縮から始まります。子宮全体が一時的に硬くなることでわかります。
次第に強さと痛みを増し、間隔も5分間隔、最後は2〜3分間隔と短くなってお産になります。いつもより子宮の収縮が強く感じられたら慌てず家で何分間隔か時計を見ながらはかってみてください。にせの陣痛なら数時間したら規則的な収縮が止みます。そういうことはよくありますので冷静に観察してください。
10分に1回の陣痛開始から赤ちゃんが生まれるまでがおおざっぱですが初産婦で15時間、経産婦では半分の7時間程度かかります。慌てることはありません。
ただし、一人目のお産が数時間しかかからなかった方は早めに入院してください。

2破水したとき

赤ちゃんと羊水はゆで卵をむいたときと同じような膜の中に入っています。この膜がどこかで破れると水のような羊水が漏れ出てきます。ただし妊娠中は妊婦さんが気づかない尿漏れが頻繁にありますので、もし水っぽいものが出たら、その時の1回限りなのか、引き続きじわじわと出てくるのか観察してください。引き続き何度も出てきたら破水ですので直ちに入院してください。
破れたところから細菌が侵入しやすくなるので入浴はしないでそのまま入院です。
お産になるように適切に対応させていただきます。1回だけならご自身では気づかない尿漏れですから入院の必要はありません。

3強い腹痛を伴う大量の出血があったとき

胎盤の早期はく離で緊急を要する母児ともに非常に危険な状態です。直ちに受診してください。高血圧や蛋白尿などが目立つ妊婦さんや喫煙者に多いようです(非喫煙者にも起こりますが)。

なお38週とか39週とかで予定日近くになって子宮の張りや収縮はそんなに強くはないしはっきりしないのに粘液に混じるような感じで少し出血することがあれば、“おしるし”といって数日以内に陣痛が始まるサインである可能性が高くなります。そうした場合はすぐ入院の必要はなく、自宅で陣痛が始まる時を楽しみに待っていてください。

ご準備いただくもの

身体一つでも入院いただけるように入院中の出産用品やリネン、アメニティ用品を準備しているのも当院の特徴です。
退院までに赤ちゃん用の衣類をご準備ください。

ご準備いただくもの

母子手帳、保険証、印鑑、診察券、外来処方薬、お使いつけの化粧品、下着類

以下のものは当院で準備しています

パジャマ、ガウン、バスタオル、フェイスタオル、ゲストタオル、シャンプー、リンス、ヘアドライヤー、ティッシュ、入院中のベビーの肌着、ベビー服、おむつ、授乳用品、お母様用のパジャマ、ガウン、バスタオル、フェイスタオル、ゲストタオル、ヘアドライヤー、ティッシュ、入院中のベビー肌着、ベビー服、紙おむつ、授乳用品は備え付けています。

お産セット()、ショーツ、乳帯、シャンプー、リンス、歯磨きセット、石鹸、コップ、ヘアバンド、ヘアゴム、綿棒、スリッパ、マグカップは入院時にお渡しします。

赤ちゃんを最初に包んだおくるみは入院中使っていただき、退院時にお渡しします。

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